無線マウスの電池が1日で切れる原因は?15分+一晩で故障を切り分け

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無線マウスの電池が1日で切れる原因は?15分+一晩で故障を切り分け

こんにちは、ゲーミングPC完全ナビのゆうごです。

新品の単3電池を入れたはずなのに、翌朝には無線マウスが反応しない。「また仕事中に止まるのでは」と不安になりますよね。

結論からお伝えすると、メーカー指定の新品電池が本当に丸一日で空になるなら、通常の消耗とは考えにくい状態です。

ただし、ここで注意したいのは、マウスが止まっただけでは、電池が空になった証明にはならないという点です。

電池が残っていても、接点不良、センサーの誤作動、USBレシーバーの受信不良、電波干渉などで「電池切れのように見える」ことがあります。

この記事では、最初の15分で原因候補を絞り、電源OFFで一晩置いた結果から、電池・使用環境・マウス本体のどこに問題があるのかを切り分けます。この記事を読めば、無線マウスの電池消耗について何度も検索して時間を使う必要はありません。

まずは30秒診断|最初に確認する4項目

次の順番で確認してください。

  1. 電池に発熱、液漏れ、膨らみ、異臭があれば使用を中止する
  2. 取扱説明書で指定された種類の新品電池に交換する
  3. マウスの電源を切って一晩置き、翌朝の動作を確認する
  4. 新品電池でも動かず、別のPCでも同じ症状が出るなら本体故障を疑う
確認結果 次に行うこと
発熱・液漏れ・膨らみ・異臭がある 使用を中止し、電池を安全に処分する
外観上の異常がない 指定された新品電池で再試験する
電源OFFで一晩置くと翌朝は動く 待機動作・使用環境・設定を確認する
電源OFFでも翌朝動かない 別PCで交差試験を行う
別PCでも動かない マウス本体の故障を疑う

電源スイッチがない機種では、電池を取り外して一晩保管し、翌朝もう一度装着して確認します。取り外した電池は端子同士や金属類に触れないよう、電池ケースなどに入れてください。

新品電池が1日で使えなくなるのは正常なのか

無線マウスの電池寿命とは、指定された電池を使用したときに、マウスが正常に動作できる期間のことです。

電池寿命は、マウスの機種、電池の種類、使用時間、センサー、通信方式、設定によって変わります。そのため、すべての無線マウスに共通する日数はありません。

ただし、一般的な事務用マウスで、新品電池が毎回1日で実際に使えなくなる状態は、正常な寿命とは考えにくいでしょう。

メーカー公表値から分かる電池寿命の目安

比較表:メーカーが公表している無線マウスの動作時間例

製品・資料 電源方式 メーカー公表の目安 注意点
富士通「FMVガイド Note P」掲載モデル 1.5Vアルカリ乾電池 1日3.5時間の使用で約6か月 特定のFMV付属マウスに関する目安。使用環境で変動する
ロジクール G304 単3形乾電池1本 最大250時間の連続稼働 メーカー所定条件での最大値
ロジクール G304 X SUPERLIGHT 内蔵リチウムイオン電池 約130時間 乾電池式ではなく充電式。G304と単純比較はできない

富士通の特定モデルでは、1日3.5時間の使用で約6か月が目安とされています。また、ロジクール G304は単3形乾電池1本で最大250時間と案内されています。参照元:FMVガイド Note Pロジクール G304公式製品ページ

これらは機種や試験条件が異なるため、性能ランキングとして比較する数字ではありません。しかし、新品電池が毎回わずか1日で空になる状態が、一般的な設計上の動作時間から大きく外れていることは分かります。

なお、購入時に付属する電池は「動作確認用」であることがあります。動作確認用電池は流通中に消耗している場合があり、数日程度で残量がなくなるケースもあるため、診断では市販の新品電池を使ってください。参照元:ELECOM「電池の消耗が早い、電池がすぐ切れる」

ここまでは一般的な電池寿命の話ですが、原因を正しく見つけるには、実際の電池消耗と、電池切れのように見える停止を分けることが本当の分かれ道になります。

「実際の電池消耗」と「見かけ上の電池切れ」は別の現象

無線マウスが反応しなくなっても、必ずしも電池のエネルギーを使い切ったとは限りません。

比較表:実際の電池消耗と見かけ上の電池切れ

状態 代表的な症状 主な原因 確認方法
実際の電池消耗 電池を交換すると動き、外した電池は対応した電池チェッカーでも残量低下を示す スリープ不良、ボタンの押しっぱなし、センサーの不安定動作、設定、本体内部の異常 新品の指定電池と電源OFFテスト
見かけ上の電池切れ 電池を入れ直す、レシーバーを差し直す、場所を変えると動く 接点不良、電波干渉、レシーバー位置、マウスパッド、ペアリング不良 接点・受信環境・別PCでの交差試験
電池自体の問題 未使用でもすぐ使えなくなる、同じ購入単位の電池で症状が続く 使用推奨期限、保管状態、初期不良、指定外電池 別の購入単位の新品電池で再試験
マウス本体の故障 複数の新品電池と複数のPCで同じ症状が出る 電源回路、スイッチ、内部基板、電池端子の不具合 別PC・別マウスによる交差試験

ELECOMは、使用面がセンサーに適していないと動作が不安定になり、電池消耗が早まる場合があると案内しています。また、金属製の机、レシーバーとの間の障害物、ボタンが押された状態も確認項目です。参照元:ELECOM「電池の消耗が早い、電池がすぐ切れる」

つまり、無線マウスの電池消耗は、電池だけを見ても原因を特定できません。

電池 → 接点 → センサー → 通信 → 設定 → 本体故障の順番で切り分けることが重要です。

15分+一晩で原因を切り分ける手順

ここからは、実際に確認する順番を説明します。

原因を特定しやすくするため、複数の条件を一度に変更しないでください。電池を交換した直後にマウスパッドやUSBポートまで同時に変えると、どの操作で改善したのか分からなくなります。

手順1:発熱や液漏れがないか確認する

最初に、マウスの電源を切り、電池収納部を確認します。

次の異常がある場合は、診断を続けずに使用を中止してください。

  • 電池やマウス本体が触れ続けられないほど熱い
  • 電池が膨らんでいる
  • 液体や白い粉状の付着物がある
  • 刺激臭や焦げたような臭いがする
  • 電池の外装が破れている
  • 電池端子や収納部が変色している

液漏れした電池には素手で触れず、電池メーカーや自治体の案内に従って処理してください。

NITEは、電池の逆向き装着、使い切った電池の放置、新旧電池や異なる種類の電池の混用が、発熱・液漏れ・破裂につながる可能性を示しています。資料自体は2008年発行ですが、電池の誤使用による事故の仕組みを説明する安全資料として参照しています。参照元:NITE「製品安全情報マガジン Vol.68 電池による事故」

手順2:型番と指定電池を確認する

マウス底面や電池収納部に記載された型番を確認し、メーカーの取扱説明書を開きます。

確認する項目は次のとおりです。

  • 電池サイズが単3形か単4形か
  • 必要本数
  • アルカリ乾電池を指定しているか
  • ニッケル水素充電池を使用できるか
  • 電池の向き
  • 電源スイッチの位置
  • 省電力モードの有無
  • メーカーが示す電池寿命の目安

充電池が使えるかどうかは機種ごとに異なります。

たとえば、富士通の古いQ&Aには、対象となるFMV付属マウスで新品の1.5Vアルカリ乾電池を指定し、充電式電池を使用しないよう案内しているページがあります。一方、別の現行機種や市販マウスではニッケル水素充電池に対応する場合があります。参照元:FMV「利用できる乾電池の種類」

したがって、「無線マウスならすべてエネループが使える」「充電池は電圧が低いからすべて使えない」と一括りにはできません。手元の型番に対応した取扱説明書を優先してください。

手順3:別の購入単位の新品アルカリ電池で再試験する

取扱説明書でアルカリ乾電池が指定されている場合は、未開封の新品アルカリ電池で試します。

できれば、直前まで使っていた電池とは異なるパッケージや購入時期の電池を使用してください。同じパッケージの電池だけを使うと、電池側の保管状態や初期不良を切り分けにくくなるためです。

交換時は、次の点も確認します。

  • 使用推奨期限内である
  • プラスとマイナスの向きが合っている
  • 複数本使用する機種では、すべて同時に新品へ交換する
  • 新旧電池や異なる種類の電池を混ぜない
  • 電池を入れた時刻を記録する
  • 電池交換直後の動作を記録する

新品電池で正常に動き、以前の電池へ戻すと動かない場合は、以前の電池が消耗していた可能性が高いと判断できます。

手順4:取り外した電池は対応した電池チェッカーで1本ずつ確認する

取り外した電池に発熱、膨らみ、液漏れ、異臭がある場合は測定せず、使用を中止してください。

外観に異常がない場合は、電池の種類とサイズに対応した電池チェッカーを使用して、1本ずつ確認します。

危険なので行わないでください

  • 電池を舐めて残量を調べる
  • 端子を針金や硬貨などの金属で短絡する
  • 新しい電池と使用済み電池を混ぜて試す
  • アルカリ電池とマンガン電池など、異なる種類を混ぜる
  • 使用済みのアルカリ乾電池を充電する

テスターで電圧を測る場合も、無負荷時の電圧だけでは、使用中に電圧が大きく低下する電池を判別できないことがあります。

測定値だけで正常・異常を断定せず、次の結果を組み合わせて判断してください。

  • 指定された新品電池で正常に動くか
  • 取り外した電池を入れ直すと動くか
  • 電源OFFで一晩置いた後も動くか
  • 別のPCでも同じ症状が出るか

手順5:電池端子とセンサー部分を確認する

電池収納部の金属端子を目視します。

次のような状態がないか確認してください。

  • 端子が押し込まれて電池に触れていない
  • 端子にほこりや異物が挟まっている
  • 端子が黒く変色している
  • 電池を入れても内部で動く
  • 電池カバーが最後まで閉まらない

乾いた綿棒や柔らかい布で、端子のほこりを軽く取り除きます。金属工具で端子を削る、液体を直接かける、端子を無理に曲げる方法は避けてください。

次に、マウス底面のセンサー部分を確認します。髪の毛や繊維が付着していると、カーソルが飛んだり、動き続けているような状態になることがあります。

手順6:電源をOFFにして一晩置く

新品の指定電池を入れた時刻を記録し、数分間正常に動くことを確認します。

その後、マウス底面の電源スイッチをOFFにして一晩置きます。翌朝、電源をONにして動作を確認してください。

比較表:電源OFFテストの判断方法

翌朝の状態 考えられる原因 次の行動
問題なく動く 使用中や待機中の動作、ボタンの押しっぱなし、センサー、設定 使用環境と設定を確認する
電源ON直後は動くが、短時間で止まる 電池、接点、本体回路 別パッケージの新品電池と別PCで再試験する
電源OFFだったのに動かない 電池自体の問題、接点、本体内部の異常 電池チェッカーと交差試験を行う
電池が発熱・液漏れしている 電池または本体の異常 使用を中止し、メーカーへ相談する

電源スイッチがない機種では、電池を取り外して一晩保管します。翌朝、同じ電池を入れて正常に動けば、電池そのものが一晩で自然に使えなくなった可能性は低く、マウス装着中の消費を疑えます。

手順7:使用面・レシーバー・周辺環境を変える

無線マウスが止まる原因は、電池だけではありません。

次の順番で、1項目ずつ変更します。

  1. 白いコピー用紙や対応マウスパッドの上で動かす
  2. ガラス面、鏡面、光沢面、金属面から離す
  3. USBレシーバーを抜き、PC再起動後に差し直す
  4. 別のUSBポートへ移す
  5. USBレシーバーをマウスへ近づける
  6. Wi-Fiルーターや無線機器から距離を取る
  7. USB 3.0対応機器やケーブルの近くからレシーバーを離す

ELECOMは、2.4GHzワイヤレスマウスの確認時に、マウスとUSBレシーバーを0.2~1m程度の近距離で試すよう案内しています。ただし、正常動作距離は機種ごとに異なるため、最終的には取扱説明書の仕様を確認してください。参照元:ELECOM「マウスカーソルの動きが不安定な場合の解決方法」

USB 3.0対応機器やケーブルから生じるノイズが、2.4GHz帯の無線機器へ影響する仕組みは、USB-IFが公開しているIntel作成の技術資料でも説明されています。

この資料は2012年公開の古いホワイトペーパーですが、USB 3.0機器から生じる2.4GHz帯ノイズの物理的機序を説明する技術資料として参照しています。すべてのUSB 3.0機器で干渉が発生するという意味ではありません。参照元:USB-IF「USB 3.0 Radio Frequency Interference Impact on 2.4 GHz Wireless Devices」

Bluetoothマウスの場合はUSBレシーバーの確認は不要です。代わりに、Bluetoothの登録を削除して再ペアリングし、PC側のBluetooth機能を再起動してください。

手順8:ゲーミングマウスの設定を確認する

ゲーミングマウスでは、専用ソフトウェアから次の項目を確認します。

  • ポーリングレート
  • パフォーマンスモード
  • 省電力モード
  • スリープまでの時間
  • LED・RGBライティング
  • DPI切り替え
  • ファームウェア更新
  • バッテリー残量表示

高いポーリングレートや常時点灯のLEDが、すべての機種で同じ割合の電池消耗を起こすわけではありません。ただし、処理回数や発光時間が増える設定は消費電力に影響する可能性があります。

設定を変更するときは、一度にすべて変えず、まずメーカー推奨値または初期設定へ戻して一晩確認してください。

手順9:別PC・別マウスで交差試験する

最後に、マウス側とPC側のどちらに問題があるのかを切り分けます。

比較表:別PC・別マウスによる交差試験

試験結果 判断
対象マウスが別PCでも止まる 対象マウス本体または電池側の問題が疑われる
対象マウスが別PCでは正常に動く 元のPC、USBポート、Bluetooth、電波環境の問題が疑われる
別マウスも元のPCで不安定になる 元のPCまたは周辺環境の問題が疑われる
別マウスは元のPCで正常に動く 対象マウス固有の問題が疑われる
別パッケージの新品電池では正常に動く 以前の電池側の問題が疑われる
複数の新品電池でも短時間で実消耗する マウス本体の異常消費が疑われる

ELECOMも、別のマウスを接続する方法と、対象マウスを別の機器へ接続する方法を、故障範囲の切り分けとして案内しています。参照元:ELECOM「マウスカーソルの動きが不安定な場合の解決方法」

アルカリ電池・充電池・内蔵バッテリーの違い

電池交換が多いと、エネループなどのニッケル水素充電池へ変えたくなるかもしれません。

ただし、電池方式を変更する前に、マウスの取扱説明書を確認してください。

比較表:無線マウスで使われる主な電源方式

電源方式 公称電圧の例 特徴 注意点
アルカリ乾電池 1.5V 対応機種が多く、診断用の基準にしやすい 使い切り。新旧・異種電池を混ぜない
マンガン乾電池 1.5V 低負荷機器向け マウスで推奨されない場合がある
ニッケル水素充電池 1.2V 充電して繰り返し使える 使用禁止・非推奨の機種があるため説明書を確認する
内蔵リチウムイオン電池 機種による USBケーブルなどで充電できる 電池だけを市販品へ交換できない製品が多い

Panasonicによると、ニッケル水素充電池の公称電圧は1.2Vです。アルカリ乾電池が使える多くの機器で使用できる一方、機器側で使用禁止とされている場合には使えません。参照元:Panasonic「エネループQ&A」

そのため、電池交換が多いからといって、説明書を確認せず充電池へ変えるのは避けてください。

また、「新しい製品や高価格な製品ほど、必ず連続動作時間が長い」とも限りません。

たとえば乾電池式のG304は最大250時間、2026年7月発売の内蔵充電式G304 X SUPERLIGHTは約130時間と案内されています。ただし、重量、センサー、接続方式、試験条件が異なるため、電池寿命だけで優劣を決める比較ではありません。参照元:ロジクール G304公式製品ページロジクール G304 X SUPERLIGHTプレスリリース

故障・修理・買い替えを判断する基準

次の条件が重なるほど、マウス本体の故障可能性が高まります。

  • メーカー指定の新品電池を使っている
  • 別パッケージの新品電池でも同じ症状が出る
  • 電源OFFで一晩置いても翌朝動かない
  • 電池端子やセンサーを確認しても改善しない
  • レシーバー位置や使用面を変えても改善しない
  • 別PCでも同じ症状が出る
  • 別マウスは元のPCで正常に動く
  • 電池や本体が発熱する
  • 購入直後から症状が続いている

保証期間内であれば、分解や修理を試す前にメーカーへ相談してください。自己分解によって保証対象外になる可能性があります。

メーカーへ伝える診断記録

記録項目 記入内容
メーカー・型番
接続方式 2.4GHz USBレシーバー/Bluetooth
使用した電池
電池の使用推奨期限
電池を入れた日時
動かなくなった日時
電池チェッカーの結果
電源OFFテスト
別PCでの結果
別マウスでの結果
使用している机・マウスパッド
発熱・液漏れ・異臭
購入日・保証期間

メーカーへ「すぐ電池が切れる」とだけ伝えるより、新品電池、電源OFF、別PCでの結果を伝えたほうが、症状を共有しやすくなります。

電池交換を続けた場合の年間費用を計算する

電池が短期間で消耗する場合は、交換を続ける費用と、マウスを買い替える費用を比較できます。

年間電池代=1回の交換本数×電池1本の価格×365÷交換間隔(日)

計算上の注意

交換間隔と購入価格が一定であると仮定した概算です。複数本を使う機種では、1回に交換する本数を入力してください。

たとえば、単3電池を1本100円として、毎日交換した場合は次の計算になります。

1本×100円×365÷1日=36,500円

年間36,500円という金額は、公的な平均価格ではなく、電池1本を100円と仮定した計算例です。実際には、購入した電池の価格と交換間隔を入力してください。

電池代がマウスの購入価格を短期間で超える場合でも、すぐ買い替える必要はありません。まずは新品の指定電池と交差試験で、本体故障であることを確認しましょう。

保存版|無線マウスの電池消耗を15分+一晩で診断するチェックリスト

使い方:このセクションをスクリーンショットして、上から順番に確認してください。

最初の15分で確認すること

  • □ 電池やマウスに発熱、液漏れ、膨らみ、異臭がない
  • □ マウスのメーカーと型番を確認した
  • □ 取扱説明書で指定電池を確認した
  • □ 別パッケージの新品電池に交換した
  • □ 電池のプラスとマイナスを確認した
  • □ 複数本使用する機種では、すべて同時に新品へ交換した
  • □ 電池を入れた日時を記録した
  • □ 取り外した電池を対応した電池チェッカーで1本ずつ確認した
  • □ 電池端子に汚れ、変色、変形がない
  • □ センサー部分の髪の毛やほこりを取り除いた
  • □ 白い紙または対応マウスパッドの上で試した
  • □ USBレシーバーを差し直した
  • □ レシーバーをマウスへ近づけた
  • □ Wi-Fi機器やUSB 3.0対応機器から距離を取った
  • □ ゲーミングマウスの省電力設定を確認した

一晩かけて確認すること

  • □ 新品の指定電池で正常に動くことを確認した
  • □ マウスの電源をOFFにした
  • □ 翌朝、同じ電池で動くか確認した
  • □ 電源スイッチがない機種では、電池を外して一晩保管した
  • □ 別のPCでも同じ症状が出るか確認した
  • □ 別のマウスが元のPCで正常に動くか確認した
  • □ 発生日時と試験結果を記録した
  • □ 改善しない場合は保証期間を確認した

無線マウスの電池消耗に関するよくある質問

新品の単3電池が1日で切れるのは正常ですか?

メーカー指定の新品電池が実際に1日で空になる状態は、通常の消耗とは考えにくいでしょう。

ただし、マウスが反応しなくなっただけでは電池切れと断定できません。新品の指定電池、電池チェッカー、電源OFFテスト、別PCでの交差試験を組み合わせて確認してください。

購入時に付属していた電池がすぐ切れた場合も故障ですか?

付属電池は動作確認用の場合があります。流通や保管中に消耗している可能性があるため、市販の新品電池へ交換してから判断してください。

ELECOMも、付属電池は動作確認用で、自然放電により消耗している場合があると案内しています。参照元:ELECOM「電池の消耗が早い、電池がすぐ切れる」

無線マウスは毎回電源を切るべきですか?

省電力モードを搭載した機種でも、電池消耗が早い場合は、使用しない時間に電源を切って比較してください。

電源OFFで一晩置くことで、待機中の動作と電池自体の問題を切り分けやすくなります。

エネループに変えれば電池消耗の問題は解決しますか?

交換費用は抑えられる可能性がありますが、異常消耗や本体故障そのものは直りません。

ニッケル水素充電池は公称1.2Vです。充電池の使用可否は機種によって異なるため、取扱説明書を確認してください。

BluetoothマウスとUSBレシーバー式では、どちらが長持ちしますか?

通信方式だけでは判断できません。センサー、ポーリングレート、省電力設計、電池容量、使用時間によって変わります。

購入時は通信方式だけでなく、メーカーが示す動作時間と試験条件を確認してください。

USBレシーバーを近づけると電池が長持ちしますか?

受信が不安定な環境を改善できる可能性はあります。ただし、すべての機種で電池寿命が延びると断定はできません。

レシーバーを近づけてカーソルの停止や飛びが改善する場合は、電池切れではなく通信環境が原因だった可能性があります。

USB 3.0ポートに接続すると無線マウスが不安定になりますか?

すべてのUSB 3.0ポートで問題が起きるわけではありません。

ただし、USB 3.0対応機器やケーブルから生じるノイズが、2.4GHz帯の無線通信へ影響する仕組みは技術資料で示されています。レシーバーを別ポートへ移す、延長ケーブルで距離を取る方法を試してください。

マウスパッドによって電池消耗は変わりますか?

機種に適していない使用面では、センサーの読み取りが不安定になり、電池消耗が早まる場合があります。

ガラス、鏡面、光沢面、金属面を避け、白いコピー用紙や対応マウスパッドで比較してください。

電池の電圧を測れば故障か分かりますか?

電圧測定だけではマウスの故障を確定できません。

無負荷時に電圧が表示されても、使用中に電圧が低下する場合があります。新品の指定電池、電源OFFテスト、別PCでの交差試験と組み合わせて判断してください。

どの段階で買い替えるべきですか?

次の条件がそろった段階で、修理・交換・買い替えを検討します。

  • 複数の新品指定電池で症状が再現する
  • 電源OFFテストでも改善しない
  • 別PCでも同じ症状が出る
  • 別マウスは正常に動く
  • 接点や受信環境を確認しても改善しない

保証期間内なら、先にメーカーへ相談してください。

まとめ|買い替える前に「本当に電池が空か」を確認しよう

新品の単3電池が丸一日で使えなくなる場合、最初からマウス本体の故障と決めつける必要はありません。

重要なのは、次の順番です。

  1. 発熱や液漏れがないか確認する
  2. 型番と指定電池を確認する
  3. 別パッケージの新品電池で試す
  4. 取り外した電池を安全な方法で確認する
  5. 接点、センサー、使用面を確認する
  6. 電源OFFで一晩置く
  7. レシーバー位置や電波環境を変える
  8. 別PC・別マウスで交差試験する

マウスが止まっただけでは、電池が空になった証明にはなりません。

診断結果を記録しておけば、電池交換を続けるべきか、メーカーへ相談するべきか、買い替えるべきかを落ち着いて判断できます。

この記事を書いた人:ヨシハル

ゲーミングPC完全ナビ2.0運営者

メーカー公式サポートと再現可能な確認手順を基に、PC・周辺機器のトラブル対処法を解説しています。

無線マウスが仕事中に止まる不安を減らし、買い替える前に原因を切り分けられる情報をお届けします。

参考文献

本文は、以下の公表資料を参照して作成しています。本文中で原文を直接引用した箇所はなく、各資料の要点を出典が分かる形で要約しています。

発行元 資料名・日付 本文中で参照した論点
エレコム株式会社 「マウス」電池の消耗が早い、電池がすぐ切れる
作成:2015年3月16日
更新:2026年6月12日
電源OFF、使用面、金属机、レシーバー位置、付属電池、異種・新旧電池の混用、故障可能性
エレコム株式会社 マウスカーソルの動きが不安定な場合の解決方法
作成:2009年11月13日
更新:2026年6月12日
電源再投入、電池交換、レシーバー再接続、磁性体、Wi-Fi干渉、0.2~1mでの確認、交差試験
富士通クライアントコンピューティング株式会社 ワイヤレスキーボード/ワイヤレスマウスの電池の寿命を教えてください
更新:2025年6月19日
電池寿命が機種と使用状況で異なること
富士通クライアントコンピューティング株式会社 FMVガイド Note P
更新日表示なし
2026年8月19日参照
特定モデルの指定電池、約20秒のスリープ、1日3.5時間使用で約6か月という目安、付属電池、無線環境
富士通クライアントコンピューティング株式会社 ワイヤレスマウスやワイヤレスキーボードで利用できる乾電池の種類
更新:2012年4月11日
特定の旧FMV付属機器で新品1.5Vアルカリ乾電池を指定している例。古い機種固有情報であり、現行マウス全体には一般化していない
富士通クライアントコンピューティング株式会社 Windows 11:ワイヤレスキーボード/ワイヤレスマウスの動作がおかしくなりました
更新:2026年2月7日
Windows 11環境での無反応、遅延、意図しないカーソル動作の確認
株式会社ロジクール ロジクール G304公式製品ページ
公開・更新日表示なし
2026年8月19日参照
単3形乾電池1本、最大250時間の連続稼働というメーカー公表値
株式会社ロジクール G304 X SUPERLIGHTプレスリリース
発表:2026年6月25日
発売:2026年7月16日
内蔵充電式リチウムイオン電池、約130時間というメーカー公表値
パナソニック株式会社 エネループQ&A
更新日表示なし
2026年8月19日参照
ニッケル水素充電池の公称1.2V、容量、対応機器では取扱説明書を確認する必要性
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE) 製品安全情報マガジン Vol.68「電池による事故」
発行:2008年3月12日
逆向き装着、使い切った電池の放置、新旧・異種電池の混用による事故の仕組み。古い資料だが、電池の基本的な誤使用リスクを説明する安全資料として参照
USB Implementers Forum/Intel Corporation USB 3.0 Radio Frequency Interference Impact on 2.4 GHz Wireless Devices
公開:2012年4月1日
古い資料だが、USB 3.0機器から生じる2.4GHz帯ノイズの物理的機序を説明する技術資料として参照

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