こんにちは、ゲーミングPC完全ナビのゆうごです。
ゲーミングモニターを購入するとき、意外と見落としやすいのがスピーカーの有無なんですよね。
「ゲーミングモニターにはスピーカーが付いているの?」「HDMIで接続したのに音が出ないのはなぜ?」「外付けスピーカーを買ったほうがいい?」と悩んでいませんか。
実は、ゲーミングモニターにはスピーカーを内蔵していない製品も多くあります。映像がきれいに映っていても、音を出す仕組みがなければゲーム音は聞こえません。
先に結論を言うと、ゲーミングモニターのスピーカーは必須ではありません。大切なのは、あなたがどのようにゲーム音を聞きたいかです。
気軽に動画やゲームを楽しむなら内蔵スピーカー、本格的な音質を求めるなら外付けスピーカー、FPSで足音や方向を聞き分けたいならヘッドセットという選択肢があります。
この記事では、ゲーミングモニターのスピーカーの必要性から、接続方法、音が出ない原因、後悔しない選び方まで詳しく解説します。
- ゲーミングモニターのスピーカーの必要性
- 内蔵と外付けスピーカーの違いと選び方
- PCやPS5でスピーカーから音を出す方法
- 音が出ないときの原因と解決手順
ゲーミングモニターのスピーカーを知る
ゲーミングモニターのスピーカーを考えるとき、まず知っておきたいのが「音を出す機能」と「映像を映す機能」は別だということです。
一般的なテレビとは違い、ゲーミングモニターにはスピーカーが付いていない製品もあります。
ここでは、内蔵スピーカーが必要な人と不要な人の違い、音質の特徴、購入前に確認したいポイントを紹介します。
内蔵スピーカーは必要か
ゲーミングモニターの内蔵スピーカーが必要かどうかは、普段のゲームスタイルによって変わります。
例えば、RPGやシミュレーションゲームを楽しんだり、YouTubeを見たりするだけなら、内蔵スピーカーでも十分と感じる人はいるでしょう。
一方、Apex LegendsやVALORANTなどの対戦FPSを中心に遊ぶなら、ヘッドセットやイヤホンを使う機会が多くなります。
相手の足音や銃声の方向を聞き分けるには、音の位置が分かりやすい再生環境が重要だからです。
つまり、内蔵スピーカーがあるからゲームに有利になるわけではありません。
私は、ゲーミングモニターを選ぶ際、スピーカーの有無よりも、まず画面の解像度やリフレッシュレート、応答速度を確認することをおすすめしています。
ただし、ゲーム以外の用途でもモニターを使うなら、内蔵スピーカーは便利ですよ。
ヘッドセットを毎回装着しなくても、動画を再生したり、パソコンの通知音を聞いたりできます。
内蔵スピーカーが向いている人
- 動画視聴や普段使いも楽しみたい人
- 外付けスピーカーを置く場所がない人
- 配線や周辺機器を増やしたくない人
- ゲーム音を手軽に聞きたい人
逆に、すでにお気に入りのヘッドセットやスピーカーを持っているなら、内蔵スピーカーなしのゲーミングモニターでも困らないケースがほとんどです。
内蔵と外付けの音質差
ゲーミングモニターの内蔵スピーカーと外付けスピーカーでは、音の聞こえ方が変わります。
内蔵スピーカーは、モニター本体の限られたスペースに組み込まれているため、大きなスピーカーを搭載するのが難しい構造です。
そのため、薄型モニターの小型スピーカーでは、低音の迫力や音の広がりが物足りなく感じられることがあります。
例えば、ゲーム内で爆発が起こった場面を想像してください。
小型の内蔵スピーカーでは軽く聞こえる爆発音も、低音の再生に余裕がある外付けスピーカーなら、より迫力を感じられる場合があります。
ただし、内蔵スピーカーの音質がすべて悪いというわけではありません。
音響性能に配慮したモデルもあり、製品ごとに音質は異なります。
| 比較項目 | 内蔵スピーカー | 外付けスピーカー |
|---|---|---|
| 設置の手軽さ | 非常に手軽 | 設置と接続が必要 |
| 省スペース性 | 優れている | 設置場所が必要 |
| 低音の迫力 | 小型モデルは控えめ | 製品によっては豊か |
| 音の広がり | 本体構造に左右される | 配置を調整しやすい |
| 音量調整 | モニター側で操作 | 本体で操作できる製品が多い |
| 将来の交換 | 基本的に交換できない | 単独で買い替え可能 |
映画や音楽も楽しみたいなら、外付けスピーカーを検討する価値があります。
ただし、高価なスピーカーに交換しただけで、ゲーム内の足音が必ず聞き取りやすくなるとは限りません。
音質にはスピーカーの性能だけでなく、設置場所やゲームの音声設定、部屋の環境も関係するからです。
スピーカー内蔵の見分け方
ゲーミングモニターを購入する前には、スピーカーが搭載されているか必ず確認してください。
確認する方法は簡単で、メーカー公式サイトの商品仕様にある「スピーカー」の項目を見るだけです。
例えば、仕様欄に「2W+2W」と記載されていれば、左右それぞれ2Wのスピーカーを搭載しているという意味になります。
ただし、Wという数字は主にアンプの出力を示すものであり、音質の良さを直接表す数値ではありません。
大きな数字ほど高音質になるとは限らないため、音質を重視する場合はレビューや試聴も参考にしましょう。
また、次の表記を間違えないよう注意してください。
| 仕様の表記 | 意味 |
|---|---|
| スピーカー内蔵 | モニター本体から音を出せる |
| スピーカー非搭載 | モニター本体から音は出ない |
| ヘッドホン出力 | 対応するイヤホンなどへ音を出せる |
| 音声出力端子 | 対応する外部音響機器へ音声を送る端子 |
| 音声入力端子 | 外部機器から音声を受け取る端子 |
特に間違えやすいのが、ヘッドホン出力端子があるからスピーカーも内蔵されていると思ってしまうことです。
ヘッドホン端子があることと、スピーカーが内蔵されていることは別です。
この違いは購入後のトラブルにもつながりやすいので、覚えておきましょう。
◆ゆうごのワンポイントアドバイス
ゲーミングモニターは、見た目や型番が似ていてもスピーカーの有無が異なる場合があります。購入前には商品名だけで判断せず、型番をメーカー公式サイトで検索してくださいね。
スピーカーなしでも音は出せる
スピーカーが内蔵されていないゲーミングモニターでも、ゲーム音を聞くことはできます。
ただし、モニター本体から直接音を出すことはできないため、別の音響機器が必要です。
例えば、ゲーミングPCを使っているなら、パソコンにヘッドセットや外付けスピーカーを接続すれば問題ありません。
モニターに対応する音声出力端子がある場合は、そこへイヤホンやスピーカーを接続する方法もあります。
音を出す方法は、大きく分けると次の3種類です。
- ゲーミングPCにスピーカーを直接接続する
- モニターの音声出力端子を利用する
- ヘッドセットやイヤホンで音を聞く
どれを選んでもゲームを楽しめますが、接続方法によって使いやすさは変わります。
例えば、PCとPS5を1台のモニターで切り替えて使うなら、モニターの音声出力端子が便利な場合があります。
映像入力を切り替えたときに、音声出力も連動して切り替わる製品があるためです。
一方、PCだけで使うなら、スピーカーをPCへ直接接続するほうが分かりやすいでしょう。
注意したいポイント
すべてのモニターに音声出力端子があるわけではありません。また、出力端子の形状が同じでも、接続できる機器や利用条件が異なる場合があります。購入前に仕様と取扱説明書を確認してください。
スピーカー非搭載という理由だけで、気に入ったゲーミングモニターを候補から外す必要はありませんよ。
音声出力端子の種類と違い
外付けスピーカーを利用するなら、音声出力端子の種類を理解しておくと接続で迷わなくなります。
ゲーミングモニターでよく見かけるのが、3.5mmのヘッドホン端子です。
一般的なイヤホンと同じ形状の端子で、対応する外付けスピーカーへ音声を送ることもできます。
ただし、モニターの端子には「ヘッドホン出力」と「ライン出力」があり、必ずしも同じ使い方ができるわけではありません。
ライン出力は、主にアンプやアンプ内蔵スピーカーへ音声信号を送るためのものです。製品によっては、イヤホンやヘッドホンの直接接続を想定していません。
また、USB端子があるからといって、USBスピーカーを接続すれば音が出るとは限らない点にも注意が必要です。
モニターのUSB端子がUSBハブ用や給電用の場合、音声機器として利用できないことがあります。
USBスピーカーを使う場合
PCへ直接接続できるUSBスピーカーなら、Windows側で音声出力先として選択して使用できます。モニターにUSB端子があっても、USB音声への対応やPCとの上流接続が必要になる場合があるため、仕様を確認しましょう。
ほかにも、HDMIやDisplayPort、対応するUSB-C接続では映像と音声を一緒に送れます。
しかし、これらはモニターへ音声信号を送る仕組みであり、内蔵スピーカーのないモニターから自動的に音が鳴るわけではありません。
端子の見た目だけで判断せず、音声がどちらの方向へ流れるのかを確認することが大切です。
ゲーム別に向く音の聴き方
ゲームの種類によって、使いやすいスピーカーやヘッドセットは変わってきます。
例えば、Apex LegendsやVALORANTのような対戦FPSでは、敵がどちらから近づいているのかを聞き分けたいですよね。
こうしたゲームでは、左右の音を聞き分けやすいヘッドセットやイヤホンが候補になります。
ただし、ヘッドセットなら必ず勝率が上がるというわけではありません。ゲームの音声設計、再生機器の音質、音量設定なども関係します。
一方、原神のようにBGMや世界観を楽しむゲームでは、外付けスピーカーの音の広がりを好む人もいるでしょう。
シミュレーションゲームや軽めのゲームなら、内蔵スピーカーでも不便を感じない場合があります。
| ゲームの種類 | おすすめの音声環境 | 重視したいこと |
|---|---|---|
| FPS・TPS | ヘッドセット・イヤホン | 足音と方向の聞き分け |
| RPG | 外付けスピーカー | BGMと音の広がり |
| シミュレーション | 内蔵スピーカー | 手軽さと聞き取りやすさ |
| レースゲーム | 外付けスピーカー・ヘッドセット | エンジン音と臨場感 |
| 動画視聴・普段使い | 内蔵スピーカー | 省スペースと手軽さ |
もちろん、これは一般的な選び方の目安です。
夜間にゲームを楽しむなら、周囲への音漏れを避けられるヘッドセットが便利かもしれません。
反対に、長時間ヘッドセットを装着するのが苦手なら、外付けスピーカーを選ぶのもよいと思います。
あなたはゲームの勝敗に関わる音を重視しますか。それとも、BGMや効果音を気持ちよく楽しみたいですか。
その違いが、スピーカー選びの大切な判断材料になります。
予算と置き場所の考え方
ゲーミングモニター用の外付けスピーカーを選ぶときは、価格だけでなく設置場所も確認してください。
デスクが狭い場合、大きなスピーカーを購入すると、キーボードやマウスを動かせる範囲が狭くなってしまうことがあります。
特にFPSで大きなマウスパッドを使う人は、左右に置くスピーカーが邪魔にならないか確認しておきたいところです。
省スペースで使いたいなら、モニターの下に設置できるサウンドバー型も候補になります。
ただし、モニターのスタンド形状や高さによっては、サウンドバーが画面や操作ボタンを隠してしまう場合があります。
スピーカーの価格は性能やメーカーによって幅がありますが、一般的な購入予算の目安は次のとおりです。
| 予算の目安 | 主な選択肢 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 3,000円未満 | 小型の基本モデル | 通知音・動画視聴 |
| 3,000〜5,000円 | 小型ステレオモデル | 普段使い・軽めのゲーム |
| 5,000〜10,000円 | 音質に配慮したモデル | ゲーム・音楽・映画 |
| 10,000円以上 | 中上位モデル | 音質や低音も重視 |
金額はあくまで一般的な目安であり、価格によって音質が保証されるものではありません。
また、左右に分かれたスピーカーは、適切に配置することで音の広がりを感じやすくなります。
私なら、最初から高価なモデルを購入するより、机の広さと普段の用途に合う製品から選びます。
そして、音質への不満が出てきたら買い替えを考える。この順番なら、必要以上の出費を避けやすいですよ。
ゲーミングモニターとスピーカーの接続法
ゲーミングモニターとスピーカーの基本が分かったところで、次は実際の接続方法を見ていきましょう。
PCやPS5など、接続する機器によって設定する場所が異なります。
また、映像は正常に表示されているのに音が聞こえない場合、モニターの故障ではなく音声出力先の設定が原因になっていることもあるんです。
ここからは、外付けスピーカーの接続方法と、音声トラブルの確認手順を紹介します。
PCへの接続方法を選ぶ
ゲーミングPCで外付けスピーカーを使う場合、最初に確認したいのが接続方式です。
主な方法には、3.5mm接続、USB接続、Bluetooth接続があります。
3.5mm接続のスピーカーは、PCの音声出力端子へ接続する方法が一般的です。
接続するだけで利用できる製品も多いですが、Windows側で出力先を変更する必要がある場合もあります。
なお、アンプを搭載していないスピーカーをPCの端子へ直接つないでも、十分な音量で鳴らせないことがあります。
一般的なPC用スピーカーなら、アンプ内蔵の製品を選ぶと扱いやすいでしょう。
USB接続のスピーカーは、製品がUSB音声に対応していれば、PCからデジタル音声を受け取れます。
ただし、USB端子が給電専用の製品もあるため、USB接続という表記だけでは判断できません。
Bluetooth接続なら音声ケーブルを減らせますが、通信環境や機器の仕様によっては、映像より音が遅れて聞こえる場合があります。
接続方法の選び方
接続の手軽さと有線の安定性を重視するなら、3.5mm接続やUSB音声対応スピーカーがおすすめです。
配線を減らしたい場合はBluetoothも便利ですが、ゲーム用途では音声遅延への対応を確認してください。
なお、Bluetoothスピーカーを使う際、モニター側にBluetooth送信機能があるとは限りません。
PCから直接ペアリングする方法を基本に考えましょう。
HDMIとDisplayPortの音声
ゲーミングモニターをHDMIで接続した場合、映像だけでなく音声も同じケーブルで送ることができます。
DisplayPortも同様に音声を伝送できる規格です。
ただし、音声を送れることと、モニターから直接音が出ることは別なので注意してください。
例えば、PCとスピーカー内蔵モニターをHDMIで接続した場合、Windowsの音声出力先をモニターに変更すれば音が出る構成があります。
一方、スピーカー非搭載モデルなら、同じ設定にしてもモニター本体から音は聞こえません。
この場合は、対応する音声出力端子やPC側の端子を利用する必要があります。
ここで、HDMIとDisplayPortの違いも確認しておきましょう。
| 接続方式 | 映像伝送 | 音声伝送 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| HDMI | 対応 | 対応 | PC・PS5・ゲーム機 |
| DisplayPort | 対応 | 対応 | ゲーミングPC |
| USB-C | 対応機器のみ | 対応機器のみ | ノートPCなど |
| DVI | 対応 | 構成により異なる | 旧型PC・モニター |
| VGA | 対応 | 通常は非対応 | 旧型機器 |
HDMIとDisplayPortのどちらがよいかは、音声だけでなく希望する解像度やリフレッシュレートによっても変わります。
例えば、同じモニターでもHDMI入力とDisplayPort入力で利用できる最大Hzが異なる場合があるんです。
そのため、音が出ないからという理由だけで、HDMIからDisplayPortへ変更すれば解決すると考えるのは避けましょう。
画面表示の遅れや接続条件も気になる場合は、ノートPCと外部モニターの接続で遅延が発生する原因と対処法も参考にしてください。
PS5やSwitchで音を出す
PS5やNintendo Switchをゲーミングモニターにつないで遊ぶ場合も、スピーカーの有無が重要です。
PS5はHDMI経由で映像と音声を送れるため、スピーカー内蔵モニターであれば、本体とモニターを接続して音を出せる場合があります。
ただし、モニター側の音量がゼロになっていたり、PS5の出力先が別の機器になっていたりすると音は聞こえません。
PS5では、次の手順で音声出力先を確認できます。
- PS5のホーム画面から「設定」を開く
- 「サウンド」を選択する
- 「音声出力」を開く
- 使用する出力機器を確認する
- 必要に応じてHDMI機器の設定を見直す
詳しい操作方法は、PlayStation公式の音声出力設定ガイドでも確認できます。
また、PS5のコントローラーにはヘッドホンを接続できるため、モニターにスピーカーがなくても音声を聞く方法があります。
一方、Nintendo Switchは、ドックを使用したテレビモードでHDMI接続する場合、接続先の音声機能に左右されます。
スピーカー非搭載モニターを使うなら、対応する音声出力端子やゲーム機側の音声機能を確認してください。
Switch本体のヘッドホン端子を使う場合も、接続状況によって音声出力の動作が異なることがあるため、実際の機器で確認することが大切です。
ゲーム機で外付けスピーカーを使う際の注意
USBスピーカーやBluetoothスピーカーは、ゲーム機に接続できれば必ず音が出るわけではありません。USB音声への対応、Bluetooth音声の仕様、遅延、音量調整の方法を購入前に確認してください。
PCとゲーム機を同じモニターで使うなら、音声の切り替え方法まで考えておくと便利ですよ。
Windowsで音が出ないとき
ゲーミングモニターをパソコンに接続しても音が出ない場合、最初に確認したいのがWindowsの音声出力設定です。
Windowsには複数の音声出力先を選ぶ機能があります。
例えば、ゲーミングモニター、ヘッドセット、USBスピーカーなどを接続していると、意図していない機器が選択されていることがあるんです。
Windows 11の場合は、次の手順を試してみてください。
- スタートメニューから「設定」を開く
- 「システム」を選択する
- 「サウンド」を開く
- 「出力」の一覧を確認する
- 使用したいスピーカーやモニターを選ぶ
- 音量を上げて音が出るか試す
モニター内蔵スピーカーを使いたい場合は、モニター名や接続されている映像機器に対応した音声出力先を選択します。
外付けUSBスピーカーなら、製品名などが表示されることがあります。
ただし、スピーカー非搭載モニターを選んでも、本体から音は出ません。
ここは間違えやすいポイントなので注意してください。
設定しても音が出ない場合は、動画再生アプリの音量やWindowsの音量ミキサーも確認しましょう。
特定のアプリだけ無音なら、そのアプリが別の音声出力先に設定されている可能性もあります。
詳しい確認方法は、Microsoft公式のWindows音声トラブル対処法を参考にしてください。
◆ゆうごのワンポイントアドバイス
Windowsで音が出なくなったときは、いきなりドライバーを削除するのではなく、最初に出力先を確認しましょう。音声機器を変更したあとや、モニターを増設したあとに出力先が切り替わることがありますよ。
モニター側の設定を確認
Windows側で正しい音声出力先を選んでも音が出ないなら、次はモニター本体の設定を確認しましょう。
ゲーミングモニターには、背面や下部のボタンを使って設定画面を開く機能があります。
この設定画面はOSDメニューと呼ばれることもありますが、難しく考える必要はありません。
モニター本体にある設定メニューのことです。
メニューを開いたら、音声やオーディオに関する項目を探してみてください。
確認したいのは、音量がゼロになっていないか、ミュートが有効になっていないかという点です。
また、製品によっては音声の入力元を選択する機能もあります。
HDMI接続で使用しているのに別の音声入力が選ばれている場合、正常に音が出ないことがあるためです。
さらに、ヘッドホンや外付けスピーカーをモニターへ接続すると、内蔵スピーカーが自動的に無効になる機種もあります。
この場合、接続した機器を取り外すことで内蔵スピーカーから音が出ることがあります。
モニター側で確認する項目
- スピーカーが内蔵されているか
- 音量がゼロになっていないか
- ミュートが有効になっていないか
- 音声入力元が正しいか
- ヘッドホンなどが接続されたままになっていないか
メーカーによってメニューの項目名は異なります。
例えば、BenQ公式のモニター音声トラブル解説でも、スピーカー搭載の有無や接続端子、Windows側の設定を確認するよう案内されています。
メニューの操作方法が分からない場合は、型番に対応した取扱説明書を確認してくださいね。
外付けが無音やノイズの原因
外付けスピーカーから音が出ない場合、モニターだけでなくスピーカー側にも原因があるかもしれません。
例えば、3.5mmケーブルが奥まで差し込まれていなかったり、スピーカーの電源が入っていなかったりするケースです。
USB給電式のスピーカーなら、USBケーブルの接続先から十分に給電できているかも確認しましょう。
また、音は出るものの「ジー」「ブーン」といったノイズが聞こえる場合もあります。
このようなノイズには、ケーブルの接触不良、電源の影響、周辺機器からの干渉など、複数の原因が考えられます。
対処するときは、最初に接続する端子を変えたり、別のケーブルを試したりしてみてください。
PCのUSB端子から給電しているなら、スピーカーの仕様に合う別の電源で症状が変わるか確認する方法もあります。
ただし、電源アダプターを変更する場合は、メーカーが指定する電圧や極性、電流条件を守ってください。
適合しない電源を使用すると故障の原因になるため、無理な接続は避けましょう。
さらに、Bluetoothスピーカーの場合は、音声の途切れや遅延にも注意が必要です。
Bluetoothは電波を使って通信するため、周囲の電波環境や通信方式、機器同士の相性によって音声が不安定になる場合があります。
ゲーム中だけ音声が遅れるなら、いったん有線接続で試してみると、原因を見つけやすくなります。
故障が疑われる場合
スピーカー本体が異常に熱くなる、焦げたにおいがする、電源が頻繁に落ちるといった症状がある場合は、使用を中止してください。分解や無理な修理は避け、最終的な判断は専門家にご相談ください。
購入前の確認項目
ゲーミングモニターを購入するときは、スピーカーの有無だけで判断しないことが大切です。
私が特におすすめしたいのは、画面性能と音声環境を分けて考える方法です。
例えば、FPSを快適にプレイしたいなら、高いリフレッシュレートや残像の少なさが重要になります。
そのため、スピーカーを内蔵しているという理由だけで、希望する画面性能を妥協するのはおすすめしません。
逆に、動画視聴や普段使いが中心なら、内蔵スピーカーが付いたモニターを選ぶことで机を広く使える場合があります。
また、ゲーミングモニターは使用する機器との接続条件も確認してください。
PCではDisplayPort、PS5などではHDMIを利用することが多いため、各端子で希望する解像度やリフレッシュレートが使えるか確認する必要があります。
応答速度については、ゲーミングモニターの応答速度と残像の違いも参考になります。
購入前には、次の項目を確認しておくとよいでしょう。
購入前のチェックポイント
- 内蔵スピーカーの有無
- 外部音声出力端子の有無と種類
- PCやゲーム機との接続方式
- 希望する解像度とリフレッシュレート
- 応答速度と残像の見え方
- 外付けスピーカーを置けるスペース
- ヘッドセットとの切り替え方法
- メーカー保証とサポート内容
特に、PCとPS5など複数の機器を接続する予定なら、入力切り替え時に音声も切り替わるか確認すると便利です。
なお、この記事で紹介した価格や性能の目安は一般的なものであり、モデルごとに仕様が異なります。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
製品選びで迷ったら、型番を指定してメーカーや販売店へ相談してみるのもよい方法です。
ゲーミングモニターのスピーカーFAQ
Q1. ゲーミングモニターにスピーカーは必須ですか?
A. 必須ではありません。ヘッドセットやイヤホン、外付けスピーカーを使うなら、内蔵スピーカーがなくてもゲームを楽しめます。ただし、動画視聴や普段使いで手軽に音を出したい場合は、内蔵スピーカーがあると便利です。普段どのように音を聞くかで選びましょう。
Q2. HDMIで接続しても音が出ないのはなぜですか?
A. 主な原因として、モニターにスピーカーが搭載されていない、音量がミュートになっている、PCやゲーム機の音声出力先が異なる機器に設定されていることなどが考えられます。HDMIは音声を伝送できますが、モニター本体にスピーカーがなければ直接音は出ません。最初に製品仕様を確認してください。
Q3. ゲーミングモニターに外付けスピーカーを接続できますか?
A. モニターに対応する音声出力端子があれば、外付けスピーカーを接続できる場合があります。3.5mmのヘッドホン端子やライン出力端子などが代表的です。ただし、端子の種類によって対応機器が異なるため、スピーカーとモニターの仕様を確認してください。PCへ直接接続する方法もあります。
Q4. FPSでは内蔵スピーカーとヘッドセットのどちらがおすすめですか?
A. 足音や銃声の方向を聞き分けたいなら、ゲーム用途に合ったヘッドセットやイヤホンがおすすめです。ただし、機器の価格や種類だけで勝敗が決まるわけではありません。音質や装着感、ゲーム内設定なども関係します。長時間プレイするなら、耳への負担や適切な音量にも気を配りましょう。
Q5. Bluetoothスピーカーはゲームに使えますか?
A. 対応するPCやゲーム機であれば使用できます。ただし、Bluetooth接続では通信方式や機器の組み合わせによって音声遅延が発生する場合があります。動画視聴や普段使いには便利ですが、タイミングが重要なゲームでは有線スピーカーや低遅延に対応した音響機器も検討しましょう。
ゲーミングモニターのスピーカーまとめ
ゲーミングモニターのスピーカーは、必ずしも内蔵されている必要はありません。
大切なのは、あなたが遊ぶゲームや普段の使い方に合った音声環境を選ぶことです。
最後に、この記事のポイントを振り返っておきましょう。
- ゲーミングモニターにはスピーカー非搭載モデルもある
- 内蔵スピーカーは動画視聴や普段使いに便利
- 音質を求めるなら外付けスピーカーも候補になる
- FPSで音の方向を重視するならヘッドセットが向いている
- HDMIとDisplayPortは映像と音声を伝送できる
- スピーカー非搭載でも外部機器で音を出せる
- 音が出ない場合は出力先と音量設定から確認する
- 購入前には型番ごとの音声端子と接続条件を確認する
私がおすすめしたいのは、ゲーミングモニターは画面性能を中心に選び、スピーカーは必要に応じて組み合わせる方法です。
もちろん、デスクをすっきりさせたいなら、内蔵スピーカー付きモデルを選ぶのも十分ありだと思います。
一方、音楽や映画も楽しみたいなら外付けスピーカー、対戦FPSが中心ならヘッドセットというように、用途に合わせて選ぶと満足しやすいでしょう。
音が出ない場合も、すぐに故障と判断する必要はありません。モニターの仕様、音声出力先、ケーブル、音量設定を順番に確認してみてください。
それでも解決しない場合は、メーカーのサポート窓口へ相談することをおすすめします。
あなたに合った音声環境を見つけて、ゲームをもっと快適に楽しんでくださいね。