ゲーミングPCの設置場所に迷っている方の中には、「床にそのまま置いても大丈夫なのか」と不安に感じている人も多いでしょう。
省スペースで見た目もスッキリするゲーミングpc床置きですが、実際にはさまざまなデメリットが存在します。特にホコリの吸い込みや排熱の問題は、パソコンの性能や寿命に大きく影響します。
ノートパソコンやガレリアなどの大型PCを床に置く場合には、必ず設置環境に注意を払う必要があります。
100均で手に入るすのこや、ニトリのPCラックといった専用の台を活用することで、ホコリ対策や排熱効率の向上が期待できます。
ただし、設置方法を誤ると逆に故障リスクが高まるため、慎重な選択が求められます。
また、ゲーミングPCを24時間つけっぱなしにした場合の電気代がどれくらいかかるのかも、気になるポイントです。パソコンを置いてはいけない場所や、具体的な設置例・注意点も知っておくことで、より安全で快適なPC環境が整います。
この記事では、ゲーミングpc床置きに関する問題点や注意点、最適な対策方法について、初心者にもわかりやすく詳しく解説します。
快適で安全なPCライフを実現するためのヒントとして、ぜひご覧ください。
ポイント
- ゲーミングPCを床に置くことの主なデメリット
- ホコリや熱対策に効果的な設置方法やグッズ
- 電気代や設置場所に関する具体的な注意点
- すのこやPCラックなどの活用例と選び方
ゲーミングpc床置きは本当にNGなのか?
- ノートパソコンとゲーミングpc床置きのデメリットとは
- パソコンを置いてはいけない場所は?
- ゲーミングPCを24時間つけっぱなしにしたら電気代はいくらになりますか?
- 床置きでも対策できるおすすめの台とは
ノートパソコンとゲーミングpc床置きのデメリットとは
ノートパソコンやゲーミングPCを床に直接置くことには、いくつか明確なデメリットがあります。
見た目にはスペースを有効活用しているように思えても、パソコンの性能や寿命、さらには使い勝手にまで悪影響を及ぼす可能性があります。
まず最も大きな問題は「ホコリ」です。床は室内でもホコリやゴミが最も多くたまりやすい場所です。
床に近い位置に吸気口があるパソコンは、そこから大量のホコリを吸い込みやすくなり、内部の冷却ファンやヒートシンクにそれが付着します。
こうして冷却効率が落ちてしまうと、パソコンのパフォーマンスが低下し、最悪の場合は熱暴走による故障のリスクが高まります。
また、床は空気の流れが悪く、排熱された熱気が周囲にこもりやすくなる環境です。
とくにゲーミングPCは処理能力が高い分、発熱も多いため、熱が逃げにくい床上に置くことで高温状態が継続しやすくなります。
この状況が長引くと、パーツへのダメージが蓄積されてしまいます。
さらにノートパソコンの場合、床置きは物理的な破損リスクも見逃せません。
うっかり踏んでしまったり、飲み物をこぼしてしまうなど、日常の不注意がそのまま重大なトラブルにつながる可能性があります。
このように考えると、ノートPCやゲーミングPCを床に直置きするのは、見た目のすっきりさや手軽さと引き換えに、多くのリスクを抱える選択肢だといえます。
パソコンは高価な精密機器であるため、できるだけ適切な場所や方法で設置することが望ましいでしょう。
パソコンを置いてはいけない場所は?
パソコンの設置場所には自由があるように見えて、実は「置くべきでない場所」がいくつか存在します。
適切な設置環境を選ぶことは、パソコンの安定稼働や長寿命に直結する重要なポイントです。
まず避けたいのが「湿気の多い場所」です。
たとえば浴室の近く、窓際の結露が発生しやすい場所、加湿器のそばなどは、空気中の水分が多く含まれており、これがパソコン内部に侵入するとパーツの腐食やカビの原因になります。
湿気が電子基板に影響を与えると、電気的な不具合を引き起こすこともあります。
次に注意したいのが「直射日光の当たる場所」です。太陽の光が直接当たると、パソコン内部の温度が異常に上昇し、排熱が追いつかなくなります。
特に金属製のケースでは外側も高温になりやすく、使用者が触れて火傷する恐れもあるほか、部品の熱劣化を早めてしまいます。
また、「排気口を塞ぐ場所」もNGです。たとえば壁にピッタリと背をつけて設置したり、棚の中に収納する形で設置したりすると、排気された熱が周囲にこもってしまい、内部温度が高止まりする危険性があります。
通気性の悪い場所では、どれほど高性能な冷却システムを搭載していても、その性能を十分に発揮できません。
「ペットのいる場所」も場合によっては適さないことがあります。犬や猫の毛、あるいは鳥の羽根などはホコリと同様に吸気口から侵入し、ファンの目詰まりを引き起こします。
さらに、動物がコードにじゃれたり、PC本体にぶつかったりすると物理的な故障につながる恐れもあります。
最後に、地震や衝撃に弱い「高所や不安定な場所」にも置かないほうが安全です。
たとえば本棚の上や、ぐらついたラックの上などは、揺れや衝撃でパソコンが転倒するリスクがあり、本体の破損やデータ損失を招く恐れがあります。
これらを踏まえ、パソコンの設置には「通気性がよく」「安定していて」「ホコリや湿気が少ない」場所を選ぶことが基本です。使用環境を整えるだけで、トラブルの発生を大幅に減らすことができます。
ゲーミングPCを24時間つけっぱなしにしたら電気代はいくらになりますか?
ゲーミングPCを1日中稼働させると、電気代は無視できない額になります。
パソコンを常時起動したままにしている方や、つけっぱなしで運用しようと考えている方は、あらかじめ電力消費の目安を把握しておくことが重要です。
一般的なゲーミングPCの消費電力は、使用状況によって変動しますが、おおよそ150W~300W程度とされています。
アイドル時(待機状態)であっても70~100W程度は電力を消費することが多く、負荷がかかるゲームプレイ中や動画編集などでは300Wを超えることも珍しくありません。
例えば、平均的な消費電力を200Wと仮定し、1kWhあたりの電気料金を31円とした場合、1時間あたりの電気代は約6.2円となります。
これを24時間に換算すると、1日で約149円、1か月では約4,470円という計算になります。なお、消費電力が300Wを超える高性能モデルでは、1か月あたりの電気代が6,000円前後に達するケースもあります。
もちろん、使用時間やパーツ構成、電源ユニットの効率などによっても数値は前後します。特にRTXシリーズの高性能GPUや多コアCPUを搭載している場合は、消費電力が跳ね上がる傾向にあります。
もし電気代を抑えたい場合、いくつかの工夫が可能です。
たとえば、省電力設定の活用や、高負荷の作業を控える、スリープモードを適切に使うことなどです。
ゲームのアップデートやダウンロードなどで仕方なく長時間稼働させることもあるとはいえ、必要のない時間まで常時起動しておくことは控えるべきでしょう。
こうして見ると、ゲーミングPCを24時間つけっぱなしにすることには、経済的な負担が少なからず発生します。
電気代に敏感な方は、稼働時間の見直しや設定の最適化を検討してみると良いでしょう。
床置きでも対策できるおすすめの台とは
ゲーミングPCを床に置くと、ホコリの吸い込みや熱のこもりによる故障リスクが高まるため、基本的には避けるべきですが、やむを得ず床に設置する場合でも適切な対策を講じることでリスクを軽減できます。
その中で特に効果的なのが、PCの下に設置する「台」の活用です。
台を使う目的は主に2つあります。ひとつは床からの距離を確保すること、もうひとつはメンテナンスや掃除の利便性を高めることです。
床から数センチでも浮かせるだけで、ホコリの侵入を抑える効果があり、また空気の流れができやすくなるため排熱効率も向上します。
まず手軽な対策として挙げられるのが「すのこ」です。木製のすのこであれば通気性も良く、ホームセンターや100均ショップなどで安価に入手できます。
パソコンのサイズに合わせて大きさを選ぶだけで簡単に設置でき、耐久性にも優れているため、小型から中型のPCまで対応可能です。
さらに、より本格的に対策をしたい場合は「キャスター付きPCスタンド」がおすすめです。
これはパソコンを載せるための専用スタンドで、床から5~10cmほど浮かせる構造になっており、ホコリ対策に効果的です。
加えて、キャスターが付いていることでPCを容易に移動でき、裏面の配線やフィルターの掃除もスムーズに行えます。
また、家具メーカーの「ニトリ」などでは、PC収納を想定したメタルラックやサイドテーブル型のスタンドも販売されています。
ラックタイプであれば、排熱スペースを十分に確保した設計のものを選ぶことがポイントです。囲いの多い棚は熱がこもる恐れがあるため注意が必要です。
このように、床に置くしかない場合であっても、適切な台を使うことでパソコンの性能と寿命を守ることができます。
選ぶ際は耐荷重や通気性、移動のしやすさを基準に、自分のPC環境に合ったものを検討すると良いでしょう。
ゲーミングpc床置きにおすすめの対策法
- 100均すのこの効果と設置時のメリット・注意点
- ニトリで買えるPCラックの活用法
- ほこり対策に使えるアイテム一覧
- ガレリアなど大型PCにも対応する方法
- キャスター付きスタンドの利便性とは
100均すのこの効果と設置時のメリット・注意点
ゲーミングPCを床に直置きすると、ホコリの吸い込みや湿気の影響を受けやすくなります。その対策として「すのこ」を使う方法があります。
中でも100円ショップで購入できるすのこは、コストを抑えつつ設置環境を改善したい人にとって、手軽に導入できるアイテムの一つです。
すのこを使う最大のメリットは、通気性の良さです。板の隙間から空気が通り抜ける構造になっているため、パソコン本体の下に熱がこもりにくくなります。
とくに下部に吸気ファンを備えているケースでは、床から数センチでも浮かせることでホコリの吸い込みが減り、冷却性能を維持しやすくなります。
また、設置の手軽さも魅力です。すのこは軽量で扱いやすく、工具などを使わずそのまま床に置くだけで使えるため、誰でもすぐに対策を始めることができます。
100円ショップやホームセンター、インターネット通販などでも手に入りやすく、豊富なサイズや形状から選べるのも利点です。
脚付きタイプや重ねて高さを出せるタイプもあるため、使用するスペースに合わせて調整しやすいのも特徴です。
一方で、注意すべき点もあります。最も重要なのは耐荷重です。
100円ショップで販売されているすのこは安価な分、強度に限界がある場合が多く、重量が10キロを超えるような大型のゲーミングPCを載せるには向いていません。
無理に使うとすのこがたわんだり、ひび割れてしまい、結果的にPC本体を傷つけてしまう可能性があります。
フルタワー型やハイエンドモデルを使用している場合は、より頑丈な製品を検討するほうが安全です。
さらに、素材による劣化にも注意が必要です。木製すのこは湿気に弱く、長期間使用すると反りやカビが発生することがあります。
これを防ぐには、防湿加工が施された製品を選ぶか、防水スプレーなどを使って自分で加工するのもひとつの方法です。
設置場所が畳やカーペットである場合は、通気性が落ちないように下敷きなどを工夫することも検討しましょう。
このように、100均のすのこは軽量のミニタワーや短期間の使用には十分対応可能です。
しかし、長期的に安定した設置を求めるなら、耐久性や素材の質にこだわった製品を選んだほうが安心です。
安価なアイテムであっても、使用環境やPCのスペックに合わせて正しく選べば、床置きによるリスクをしっかり軽減することができます。
ニトリで買えるPCラックの活用法
ニトリで販売されているPCラックは、ゲーミングPCの設置において「床置きの代替手段」として非常に有効なアイテムです。
手頃な価格で入手でき、家具量販店ならではのサイズ展開と実用性が揃っているため、多くのユーザーにとって導入しやすい製品といえるでしょう。
まず注目したいのが、PC専用ラックではなくても「天板付きのシンプルなメタルラック」や「サイドテーブル型のワゴン」など、多目的に使える商品が多数ラインナップされている点です。
特に天板の高さ調節が可能なモデルであれば、自分のデスク環境や椅子の高さに合わせて自由に調整できるため、非常に使い勝手が良くなります。
PCラックを使うことで、床からの高さを確保できるため、ホコリや湿気の侵入リスクを軽減できます。
また、キャスター付きのモデルを選べば、掃除や配線整理の際にPC本体を簡単に動かすことができ、メンテナンス性も向上します。
たとえば、PC背面のポートにアクセスしやすくなるため、USB機器やモニターケーブルの抜き差しもスムーズです。
さらに、ニトリのラックの多くはスチールフレームで構成されており、耐荷重も比較的高く設計されています。
10kg以上ある大型のゲーミングPCでも安心して設置できるモデルが多いため、デザイン性だけでなく安全性の面でも信頼性があります。
注意点としては、PC設置に適していないモデルを誤って選んでしまうと、排熱性が不十分になったり、ラックの奥行きが足りずにPCがはみ出したりする場合がある点です。
そのため、購入前には必ず自分のPCケースサイズとラックの天板サイズ、そして耐荷重をチェックしておくことが重要です。
このように、ニトリのPCラックはコストと性能のバランスが良く、ゲーミングPCの設置場所として理想的な選択肢の一つです。
床置きに代わる実用的な手段として、ぜひ活用を検討してみてください。
ほこり対策に使えるアイテム一覧
ゲーミングPCの寿命やパフォーマンスを維持するうえで、「ホコリ対策」は非常に重要なポイントです。
内部にホコリがたまると冷却性能が落ち、結果として発熱量が増加し、故障リスクが高まってしまいます。
ここでは、ホコリの侵入を防いだり、除去しやすくするために役立つ具体的なアイテムを紹介します。
最初に取り入れたいのは「ファンフィルター」です。これはPCケースの吸気・排気口に取り付けることで、外部から侵入するホコリをキャッチしてくれるアイテムです。
市販されているものの多くはメッシュ素材で、空気の流れを妨げずにホコリだけをブロックできます。
フィルターは定期的に取り外して掃除できるため、長期的にPC内部をクリーンに保つうえで非常に効果的です。
次におすすめしたいのが「エアダスター」です。これはPC内部にたまったホコリを吹き飛ばすためのスプレーで、ファンやヒートシンクなど手の届きにくい部分の掃除に最適です。
静電気を帯びにくい構造になっている製品を選べば、安全に使うことができます。月に1度程度の使用を目安にすることで、ホコリの蓄積を防げます。
さらに、「防塵カバー」も有効です。これはPC本体全体を覆うカバーで、使用していない時間帯にかぶせておくことで、外部からのホコリの侵入をシャットアウトできます。
特に24時間稼働させるわけではないユーザーや、長時間PCを使用しないことが多い方に適しています。
その他にも「静電気防止ブラシ」や「クリーニングクロス」など、掃除の際にPCを傷つけずに使えるグッズも活用価値があります。
USBポートやキーボードの隙間など、繊細な部分のメンテナンスに向いています。
このように、ホコリ対策は単に掃除をするだけでなく、日常的に防ぐ工夫を取り入れることがカギとなります。
複数のアイテムを併用することで、PC内部の清潔さを保ちつつ、長期間にわたって安定した動作を維持できるようになるでしょう。
ガレリアなど大型PCにも対応する方法
ガレリアのような大型のゲーミングPCは、高性能ゆえに本体サイズや重量が大きくなる傾向があります。
一般的なデスクトップよりも幅や奥行きがあり、10kgを超えることも珍しくありません。
そのため、設置場所や方法を間違えると、排熱効率の低下やホコリの蓄積、転倒といった問題を引き起こす恐れがあります。
こうした大型PCに対応するためには、安定性と通気性を確保しながら、メンテナンス性も両立させることが重要です。
まず考えたいのは、「しっかりとした設置台」を用意することです。小型のスタンドや軽量のすのこでは重量に耐えきれず、たわんだり破損したりする危険があります。
そのため、大型PCに対応した専用の台やメタルラックを使用するのが安心です。とくに耐荷重が20kg以上の製品を選べば、フルタワーケースでも安全に設置できます。
天板のサイズも確認して、PCの底面がしっかり収まるものを選びましょう。
さらに、排熱のしやすさも考慮しなければなりません。ガレリアのような大型PCは内部構成も高スペックであるため、発熱量が多くなります。
通気性の良い設置環境を整えることで、冷却性能の低下を防ぐことができます。
ラックや台の上に設置する場合は、PC本体の左右や背面に十分なスペースを確保し、壁や棚に密着させないように注意しましょう。
また、床から浮かせることによって、ホコリの侵入を防ぐ効果も期待できます。
吸気ファンが下部にあるケースでは、床に直置きするとホコリを吸いやすく、フィルターの詰まりやファンの劣化につながります。
高さのある設置台やキャスター付きスタンドを活用すれば、こうしたリスクを軽減できます。
このように、大型PCには「設置の安定性」「通気性」「ホコリ対策」を重視した環境作りが必要です。
製品の大きさや重さに合わせたアイテムを選ぶことで、安全かつ快適に使用できる設置方法が実現します。
キャスター付きスタンドの利便性とは
キャスター付きスタンドは、ゲーミングPCの設置環境を向上させるうえで非常に便利なアイテムです。
特に床に設置せざるを得ない場合や、大型PCのメンテナンス性を重視する人にとって、多くのメリットがあります。
一番の利点は、「移動のしやすさ」です。ゲーミングPCは一般的に10kg前後と重く、ケーブルや周辺機器が接続された状態では持ち上げて移動するのが大変です。
しかしキャスター付きスタンドを使えば、少し力を加えるだけでスムーズに移動でき、掃除や配線の調整が非常に楽になります。
特にPCの背面にアクセスしたいとき、配線を確認したいときなどには大きな助けとなります。
次に注目すべきは「床からの高さを確保できる点」です。スタンドによっては5cm〜10cmほど床から浮かせられるため、ホコリの吸い込みを抑える効果があります。
これは吸気ファンが下部にあるPCケースにとって重要な要素で、直置きによるフィルターの詰まりやファンの回転効率の低下を防ぐことができます。
また、多くのキャスター付きスタンドは「サイズ調整が可能」です。幅を調節できるモデルであれば、ミニタワーからフルタワーまで、さまざまなサイズのPCに対応できます。
設置の自由度が高く、将来的にPCケースを買い替えた場合でも引き続き使える点は大きな魅力です。
加えて、「安全性の配慮」がある製品も多く見られます。
たとえばキャスターロック機能が備わっているスタンドであれば、地震などで勝手に動いてしまうのを防ぐことができ、不意の転倒リスクを軽減できます。
また、スタンドの底面が滑りにくい素材でできているものなら、フローリングの傷つきも抑えられるでしょう。
ただし、選ぶ際には「耐荷重」をしっかり確認する必要があります。特にフルタワー型や重量のあるゲーミングPCを載せる場合は、耐荷重15kg以上を目安にすると安心です。
あわせて、PCのサイズとスタンドの対応幅が合っているかもチェックしましょう。
こうしてみると、キャスター付きスタンドはただの移動補助ツールではなく、ホコリ対策や冷却効率の向上、安全性の強化といった複数の役割を果たしてくれる優れたアイテムだといえます。
PC環境をより快適に整えるために、ぜひ導入を検討してみてください。
ゲーミングpc床置きに関する注意点と対策の総まとめ
記事のポイントをまとめました。
- 床はホコリが多く、PCが内部に吸い込みやすい環境である
- 床置きは排熱がこもりやすく、冷却性能が低下しやすい
- ノートPCは踏まれるなど物理的な破損リスクが高い
- 湿気の多い場所ではサビやカビの発生リスクがある
- 直射日光の当たる場所ではパーツが劣化しやすい
- 壁際や棚の中など排気口を塞ぐ場所は避けるべきである
- ペットの毛や行動による破損や故障のリスクも存在する
- 不安定な高所に置くと転倒や破損の危険が増す
- 24時間稼働のゲーミングPCは月に数千円の電気代がかかる
- 電気代を抑えるにはスリープ設定や省電力モードが有効
- すのこを使えば通気性が向上しホコリ対策にもなる
- 100均すのこは軽量PCには有効だが大型機種には不向き
- キャスター付きスタンドは移動しやすく掃除にも便利
- ニトリのPCラックはサイズと排熱性に注意して選ぶ必要がある
- ファンフィルターやエアダスターなどでホコリ対策が可能である