「侍エンジニアって、実際どうなの?」と気になって調べてみると、「侍エンジニア やばい」というキーワードが出てきて、ちょっと不安になりますよね。
過去の炎上の話や、料金が高いという評判、本当に転職できないんじゃないか、フリーランスを目指せるのか、Webデザインコースの評判はどうなのか、挫折する人も多いんじゃないか…など、気になる点がたくさん出てくるかなと思います。
私自身もプログラミングスクールを検討した時、侍エンジニアのそうした噂はすごく気になりました。
この記事では、そうした「やばい」と言われる理由を一つひとつ深掘りし、現在の侍エンジニアの実態について、私が調べた情報をまとめていきますね。
ポイント
- 「やばい」と言われるネガティブな理由の真相
- 料金が高い理由と他社との比較
- 本当に転職できないのか、挫折率の実態
- 過去の炎上から現在までの改善点
侍エンジニアがやばいと言われる真相
「やばい」という言葉には、良い意味と悪い意味がありますけど、検索する時はだいたいネガティブな理由が気になりますよね。まずは、侍エンジニアが「やばい」と言われてしまう主な理由を掘り下げてみます。
うざいと言われた炎上の過去とは
侍エンジニアの評判を調べると、必ずと言っていいほど「炎上」という言葉が出てきますね。これが「やばい」と言われる最大の理由かもしれません。
特に大きな問題になったのは、2018年頃のことです。
景品表示法違反(優良誤認)の疑い
これが一番「うざい」「悪質だ」と批判された点かなと思います。公式サイトで「入塾金10万円が無料!」というキャンペーンのカウントダウンタイマーが表示されていたんですが、これが閲覧者ごとにリセットされる仕組みだったようです。
つまり、実質的には「常にキャンペーン中」なのに、「今すぐ申し込まないと損」と誤解させるような表示(優良誤認)になっていた、ということですね。これは当時、消費者庁からも指導が入ったと記憶しています。
DMCA申請の悪用疑惑
もう一つ、大きな問題となったのがコレです。侍エンジニアに対して批判的な口コミやレビューを書いたブログ記事が、DMCA(デジタルミレニアム著作権法)の申請によって検索結果から非表示にされる、という事態が相次ぎました。
これが「著作権侵害を装って、都合の悪い情報を隠蔽しようとしたのではないか」と疑われ、大きな騒動になりました。
その他の炎上の火種
- アサイン遅延: 受講生が急増した時期に、担当講師(インストラクター)が決まるまで2〜3週間待たされるケースがあったようです。
- 返金対応の不備: 高額な契約にもかかわらず、中途解約時の返金対応がスムーズでなかった、という声も炎上を後押ししました。
こうした複数の問題が重なって、「侍エンジニアはやばい」「うざい」というネガティブなイメージが強く定着してしまった、というのが実情かなと思います。
侍エンジニアの挫折率は高い?
プログラミング学習といえば「挫折」がつきものですよね。侍エンジニアも「高いお金を払ったのに挫折したらどうしよう」と不安になるかもしれません。
侍エンジニアは公式に「継続率97.9%」という数値を公表しています。これは、挫折率に換算するとわずか2.1%ということになりますね。
よく言われるように、独学でのプログラミング学習の挫折率は8〜9割とも言われていますから、それと比較すると驚異的に低い数値です。
なぜ挫折率が低いのか?
これは侍エンジニアの最大の特徴である「専属マンツーマン指導」が大きいと思います。独学だとエラーが出た時に解決できず、何時間も詰まってしまって心が折れますが、侍エンジニアなら専属の講師にすぐ質問できる環境があります。
学習計画もオーダーメイドで組んでくれるので、「次に何をすべきか分からない」という状態になりにくいのも、継続できる理由でしょうね。
ただし、これはあくまで「継続率」です。学習を継続したからといって、全員が希望通りのスキルを習得できたか、転職に成功したか、というのはまた別の話になる点には注意が必要かもしれません。
侍エンジニアは転職できないって本当?
これも「やばい」と言われる理由の一つですね。「転職サポートがあるのに、実際は転職できない」という噂です。
侍エンジニアの公式サイトを見ると、「転職成功率99%」(※受講条件などがあるようです)と、非常に高い数値が掲載されています。じゃあ、なぜ「転職できない」という声が上がるんでしょうか?
これは、いくつかの口コミや卒業生の体験談を見てみると、「スクールに入れば自動的に転職できる」と受け身の姿勢で考えていた人が、うまくいかなかったケースが多いように感じました。
転職に失敗する人の特徴
- 自主性がない: 与えられた課題しかやらず、自分でポートフォリオ(作品集)の質を高める努力をしない。
- 目標が曖昧: 「なんとなくITエンジニアになりたい」程度で、具体的なキャリアプランがない。
- サポートを使いこなせない: キャリアアドバイザーとの面談を積極的に利用しない、質問をしないなど。
侍エンジニアはマンツーマン指導が特徴ですが、それはあくまで「伴走」です。学習の主体はあくまで受講生本人なんですね。
サポート体制を最大限に活用し、自分から能動的に学習を進められる人であれば、転職成功の確率は高いと思います。逆に、「手取り足取り全部やってほしい」という人には向いていないかもしれません。
「転職できない」というよりは、「本人次第で結果が大きく変わる」というのが実態に近いかな、と私は思います。
侍エンジニアの月額料金はいくら?
侍エンジニアが「やばい(=高すぎる)」と言われる理由、それは受講料金ですね。これは、他のプログラミングスクールと比較しても、実際に高額な部類に入ると思います。
例えば、6ヶ月のコースだと入学金込みで約88万円、AIコースなど専門的なものだと100万円を超えるケースもあります。
料金が高い理由
侍エンジニア側が主張する「料金が高い理由」は、主に以下の3点です。
- 完全オーダーメイドカリキュラム: 一人ひとりの目標に合わせてカリキュラムを作るため。
- 専属マンツーマン指導: 卒業まで現役エンジニアが専属でサポートするため。
- 手厚いキャリアサポート: 転職支援や案件獲得のサポートが含まれるため。
要するに、「手厚い個別サポート」にお金がかかっている、ということですね。
安価なプランもある
ただ、「侍エンジニア=すべて高額」というわけでもないんです。
月額制のサブスクリプションサービス「侍テラコヤ」というものがあり、こちらは月額2,980円(税込)から利用できます。こちらは教材での自習がメインで、質問対応やレビューがプランに応じて付く形ですね。「まずは安く始めてみたい」という人には良い選択肢かもしれません。
教育訓練給付金もチェック
一部のコースは、厚生労働大臣指定の「教育訓練給付金」の対象になっています。条件を満たせば、受講料の最大70%(上限56万円)が戻ってくる可能性があります。
自分が対象になるか、どのコースが対象かは、無料カウンセリングなどで必ず確認してみてください。情報は変わる可能性があるので、最新の正確な情報は公式サイトで確認するのが確実です。
講師やサポート体制のリアルな声
マンツーマン指導が売りの侍エンジニアですが、その「講師」や「サポート」の質については、良い評判と悪い評判が混在している印象です。
ポジティブな口コミ
- 「専属講師なので、自分の進捗や弱点を把握してくれている」
- 「エラーで詰まった時、すぐにLINEで質問できるのが助かった」
- 「オーダーメイドで学習計画を立ててくれるのが良い」
ネガティブな口コミ
- 「講師の質に当たり外れがある。途中で変更してもらった」
- 「教材が少し古く感じた、間違いがあった」
- 「(最近の口コミで)AIによる回答や添削が的外れなことがある」
- 「入学前の無料カウンセリングが高圧的だった」
「当たり外れ」問題は要警戒かも
特に「講師に当たり外れがある」という口コミは、マンツーマン指導を売りにしているスクールとしては、ちょっと気になりますよね。
もちろん、相性の問題もあると思います。もし「この講師とは合わないな」と感じた場合は、講師の変更が可能かどうか、契約前にしっかり確認しておくのが重要ですね。
また、「無料カウンセリングが高圧的だった」という声も少数ながら見られます。これは、その後の学習サポート全体への不安に繋がります。もしカウンセリングの時点で違和感を覚えたら、即決しない方が賢明かもしれません。
「侍エンジニア やばい」は過去の話?
ここまでネガティブな理由を見てきましたが、その多くは過去の「炎上」が原因です。では、現在の侍エンジニアはどうなんでしょうか?人気のコースや、改善された点について見ていきたいと思います。
フリーランスコースの実態と成果
侍エンジニアには「フリーランスコース」という、案件獲得を目指す専門のコースがありますね。
このコースについても、「フリーランスコースなのに、案件の獲得方法は一切学べなかった」という厳しい口コミが過去に見られました。
一方で、公式サイトでは「案件獲得サポート」や「実務経験を積める案件の紹介」などを謳っています。
実務経験が積めるかどうかが鍵
フリーランスとして活動するには、ポートフォリオ(作品)だけでなく、「実務経験」が非常に重要になります。
侍エンジニアのフリーランスコースでは、学習中に実際の案件(クラウドソーシングなど)に挑戦し、それを講師がサポートするという形式を取っているようです。
ここで実際に案件を納品できれば、それが「実績」になります。ただ、これも「転職」と同じで、講師のサポートを受けつつも、自分から積極的に案件を探し、提案する姿勢が求められるかな、と思います。
「スクールが案件を自動的に振ってくれる」というイメージだと、ギャップを感じるかもしれませんね。
フリーランスを目指す場合、どのレベルまでサポートしてくれるのか(案件の探し方、見積もり、契約書の確認など)、具体的なサポート内容をカウンセリングで深く確認する必要がありそうです。
Webデザイン講座の評判を調査
侍エンジニアはプログラミングのイメージが強いですが、「Webデザイン」を学びたいという人もいるかもしれません。
侍エンジニアは「オーダーメイドカリキュラム」が特徴なので、Webデザイン(Photoshop, Illustrator, HTML/CSS, JavaScriptなど)を集中的に学ぶプランも組むことが可能です。
ただ、口コミなどを見ていると、Webデザイン専門のスクールと比較すると、評判の数は少ない印象です。
デザイン+プログラミングが強み?
侍エンジニアの強みは、やはり「プログラミング(特にサーバーサイド)」や「マンツーマン」にあると思います。
そのため、単に「デザインだけ」を学ぶよりも、「デザインもできるし、WordPressのカスタマイズ(PHP)もできる」といった、デザイン+αのスキルを身につけたい人に向いているかもしれません。
Webデザイナーとして転職・独立したい場合、デザインツール(FigmaやAdobe XDなど)の指導経験が豊富な講師がいるか、デザインのポートフォリオ制作へのサポートが手厚いか、といった点は、事前に確認しておいた方が良さそうですね。
炎上から現在の改善点まとめ
さて、一番気になる「過去の炎上」ですが、現在はどう改善されているんでしょうか。
2018年頃の大きな炎上を受けて、侍エンジニアは運営体制を刷新したと公表しています。
主な改善点(と見られる点)
- 不適切なキャンペーン表示の是正: 問題となったカウントダウンタイマーなどは、現在はもちろん使われていません。景品表示法に準拠した、分かりやすい料金表示に改善されています。
- サポート体制の強化: 講師のアサイン遅延が問題になりましたが、現在は講師の採用と教育に力を入れ、安定したサポート体制の構築が進んでいるようです。
- 返金規定の明確化: 中途解約時の返金ルールなどが、契約前に明確に示されるようになっています。(※ただし、自己都合での返金条件は依然として厳しい可能性があるので、契約書は要確認です)
DMCA申請疑惑については、その後大きな問題は起きていないようです。
「やばい」と言われた原因の多くは過去のものであり、現在はコンプライアンス(法令遵守)を意識した、クリーンな運営に改善されていると見ていいかなと思います。
とはいえ、一度ついたネガティブなイメージは根強いので、今でも「やばい」というキーワードが残り続けているのが現状ですね。
高額でも選ばれるマンツーマン指導
料金が高い、過去に炎上した、といったネガティブな面がありながらも、侍エンジニアが今も選ばれ続けているのはなぜでしょうか。
それはやはり、「専属マンツーマン指導」と「オーダーメイドカリキュラム」という、他社にはない手厚いサポート体制が評価されているからだと思います。
多くのプログラミングスクールは「集団授業」や「自習+メンター(講師が固定ではない)」という形式です。その中で、侍エンジニアは一貫して「専属」にこだわっています。
こんな人に選ばれている
- 過去に独学でプログラミングに挑戦し、挫折した経験がある人。
- 自分のペースで、自分の学びたいことだけを集中して学びたい人。
- 集団授業では質問するのが苦手、またはついていけるか不安な人。
「今度こそ絶対に挫折したくない」という強い意志がある人にとって、高額な料金は「自分への投資」であり、「挫折しない環境を買う」という意味合いがあるのかもしれませんね。
継続率97.9%は本当か
先ほど「挫折率は低い」という話で「継続率97.9%」という数値に触れましたね。
この数値自体は、侍エンジニアが公式に発表しているものなので、集計方法に嘘はないと思います。(※どのような集計期間・対象者なのか、詳細な定義は要確認ですが)
ただ、この「継続率」という言葉には少し注意が必要かなと思います。
「継続率」 ≠ 「満足度」
高額な料金を支払っているため、「辞めたらお金がもったいない」「返金されないから続けるしかない」という理由で継続している人も、この数値に含まれている可能性はゼロではありません。
継続率97.9%というのは、「途中で投げ出さずに学習を続けられた人の割合」としては非常に優秀な数値ですが、それがイコール「受講生全員がサービスに大満足している」という意味ではない、という点は理解しておくと良いかもしれません。
とはいえ、独学の挫折率を考えれば、学習を完走できる環境であることは間違いないようです。
侍エンジニアはやばいのか最終結論
ここまで、「侍エンジニア やばい」と言われる理由をいろいろと見てきました。
結論として、侍エンジニアは「やばいスクール」なのか?というと、「過去にやばい(悪質な)問題を起こしたが、現在は改善されており、価格は高いがサポートが手厚いスクール」というのが私の見解です。
ただし、その「手厚さ」が自分に合うかどうかは、人によって大きく分かれます。
侍エンジニアが向いている人
- 高額でも、専属のマンツーマンサポートが絶対に欲しい人
- 独学で挫折した経験があり、伴走サポートを求めている人
- 学びたい内容やキャリアプランが明確な人(オーダーメイドが活きる)
侍エンジニアが向いていない人(やばいと感じる可能性が高い人)
- とにかく費用を安く抑えたい人
- 「スクールに入れば何とかなる」と受け身の姿勢の人
- 過去の炎上騒動がどうしても許せない、信頼できない人
- 高品質な教材で、自分のペースで自習を進めたい人
最終判断は「無料カウンセリング」で
侍エンジニアが自分に合っているかどうかを判断する一番の方法は、無料カウンセリングを受けてみることです。
その際、以下の点をチェックするのがおすすめです。
- 自分の目標(転職、フリーランス、副業など)を達成できそうか?
- カウンセラーの対応は高圧的ではないか? 親身になってくれるか?
- 料金プラン、特に返金規定や追加料金について明確な説明があるか?
「やばい」という噂だけに惑わされず、自分の目で確かめて、納得した上で判断するのが一番ですね。
